CAD図面をiPadで閲覧できるシステム

これをどう活かすかが問題ですね。
工事現場にiPadを持っていったら液晶の部分壊れないかな。
あとは使いやすさですかね?
頑張ってほしいところです。

ハイパーギアが、CADを使って作成した図面を米アップルの「iPad(アイパッド)」上にレイヤー(階層)表示し、閲覧できるシステム「HGビュープロ」を開発した。図面のレイヤーを切り替えれば見たい部分だけを表示して図面を確認できる。外部の工事現場などインターネットの接続環境がなくても動かせるほか、強固なセキュリティー機能も備えており、場所を問わず安全に利用できる。費用は150万円から。
 初年度は20社への納入を目指す。レイヤー切り替えを可能にしたPDFファイルにCAD図面を変換し、iPad上で表示する。図面枠、寸法、文字など必要に応じて表示を切り替える。
 例えば、これまで複数の同じ図面を複数の担当者が持っていた場合、各担当者がiPadによって必要な部分のみを表示させることが可能になり、作業効率が上がる。画面の拡大や縮小といったiPadならではの使い勝手も生かせる。同社によると、iPad上で、CAD図面をレイヤー表示するのは業界で初【さいたま】ハイパーギア(さいたま市大宮区、本田克己社長、048・654・2141)は、CADを使って作成した図面を米アップルの「iPad(アイパッド)」上にレイヤー(階層)表示し、閲覧できるシステム「HGビュープロ」を開発した。図面のレイヤーを切り替えれば見たい部分だけを表示して図面を確認できる。外部の工事現場などインターネットの接続環境がなくても動かせるほか、強固なセキュリティー機能も備えており、場所を問わず安全に利用できる。費用は150万円から。
 初年度は20社への納入を目指す。レイヤー切り替えを可能にしたPDFファイルにCAD図面を変換し、iPad上で表示する。図面枠、寸法、文字など必要に応じて表示を切り替える。
 例えば、これまで複数の同じ図面を複数の担当者が持っていた場合、各担当者がiPadによって必要な部分のみを表示させることが可能になり、作業効率が上がる。画面の拡大や縮小といったiPadならではの使い勝手も生かせる。同社によると、iPad上で、CAD図面をレイヤー表示するのは業界で初めてという。
 作成したCAD図面はiPad16ギガバイト(ギガは10億)タイプで、2000枚以上保存できる。パスワードやファイル有効期限設定、画面キャプチャー抑止機能など、セキュリティー機能もそれぞれ標準装備した。
 社外で修理する必要のある設備保守や屋外の建設現場などで情報端末としての利用が期待できるほか、図面以外の社内文書やカタログなどの電子文書管理にも適している。同社が得意とするPDF関連のシステム開発のノウハウを応用した。

2019年5月30日 | 日刊工業新聞 電子版