面倒なことはすべて現場に押し付け、リーダーは何もしない。
景気がいいころは給料が入ったからなんとか維持できたが、今のように景気が悪くなると給料が悪くなりモチベーションが悪くなる。問題の根本である変えなきゃいけない大きなことがあるのに、大きい問題を放置する。結局現場がリーダーの無能を支えられなくなった組織から崩壊する。今だめになっている組織は大抵これな印象。
あげくリーダー育成をしない。ほとんどの人は組織の中の自分しか眼中にないからなにもきめることができなくて組織的にもガタガタになる。一部の人が指示を出すと嫌がる。指示を出した瞬間自分たちと違う立場の人間と考えるからリーダーと思わない。だから尊敬しない。
だから変わらない。


トップが無能なのは決めることをきめられないから。なんできめられないかは、その場の空気にながされるからだろう。中小零細くらいの規模なら決めやすいが大企業になると大人数になるから決めにくくなる。だからスピードが遅い。
大企業のトップは、自分で場の空気をつくりだせないと駄目だ。そうでないと無駄な会議ばかりやることになる。
また何でもかんでもスケールをあげずボリュームばかりあげる。たとえば土地を広げればいいのに、広げずいまある土地の効率を考える。だから、長時間労働になり、現場が疲弊しやすくなる。



しかも調子のいいときはグローバル化を唱えるが調子が悪くなるとすぐに鎖国政策に切り替える。世界はどんどん変わっているのにより閉鎖する国になる。そうこうしてるうちに世界と自国との差ができ始めまともな決断ができなくなる。
かつてはインターネットは暇つぶしの道具だったが、今はうすうすインターネットはグローバルツールなんだと気づき始めた。こうなると良くも悪くも求められるものが増える。それにこたえられなくなって鎖国するべきだとなって鎖国政策になる。アニメなんかもこんな感じな印象。サブカルサブカルなほうがこの国ではいいのだろう。


結局信じられるのは自分だけか。