モノづくり 作品作りしてる人向けな映画

風立ちぬがとても感動できたので文を書いておこうと思う

以下ネタバレ



この映画私の中では作品作りなどをしている人向けな映画だと感じた。

私の感じたこの作品の概要としては
作品作りをしているひとなら、こんな場面で自分が作りたいことの妄想をしたり夢を見対するだろうと、作品を作ったけど失敗して作品を作るのが嫌になって避暑地に逃げることもあるだろうと、家族よりも仕事を優先してエゴイストといわれることもあるだろうと、偽善だといわれることもあるだろうと、それどころか自分が作ったものが原因で数多くの人が死んでしまったこともあるかもしれないと。

以下感想

だから作品作りをする人向けのメッセージもある。
メッセージとしては、モノ作り作品作りは美しい夢だと、作家やクリエイターは夢を形にする仕事であると。作品を作るのに必要なのはセンスである技術は後からついてくると、想像を必要とする仕事の寿命は10年だとその10年の間に結果を出せと。

この作品いろんな仕掛けがしてあるが全く説明していない。
あれはゾルゲ諜報団の人間ではないか?とか、主人公は飛行機が失敗して嫌になって避暑地に行ったのではないか?とか(避暑地にいる時は紙飛行機のようなものは出てくるが図面が出てこなかった気がするため)、ドイツで出てきた怪しい奴らはユンカース博士を捕まえに来たのではないか?とか。これらは作品作りをしている人やクリエイターの人たちのためにつくったからあえて言わなかったのではないかというのが私の想像である。

私の中でこの作品はあとに続くクリエイターの人たちへのメッセージという結論である。もちろん宮崎さん自身のために作ったというのも間違いないだろうが。



最後に
魔女の宅急便で飛行機が好きな男の子の話に興味を持てない人は見ない方がいい。